「PECT-SP1」とは

これは、新しく開発したKG式のパルス渦電流非破壊検査器です。
非鉄金属の表面、内部、裏側の亀裂などの欠陥を、非接触で表面処理も行わないで検出する装置です。

この方法は、非磁性金属では過電流が金属内部に浸透することを利用したものですが、配管内部の腐食などによる減肉も外部から検出できます。強磁性体ではその浸透は弱く、表面や表面近くの欠陥などを検出します。

このたび開発した製品はオーステナイトステンレス鋼やインコネル、チタン合金など比較的電気抵抗率の大きい非磁性金属に使用できるものです。

これまでに試験した性能検査の結果では、例えばステンレス鋼の厚さ10mmの裏面亀裂の深さ3mm以上の欠陥を容易に検出します。しかも、溶接部の様な凸凹のある場合には、1-2mm程度センサーを浮上させて走査しても可能なので、ほとんど表面処理をする必要がありません。さらに大きい亀裂なら10mm以上浮上しても検出可能です。
(事前にサンプルによる検証確認が必要です。)

小型のディスプレイを搭載しているので、センサー走査時の変化をリアルタイムで表示、その静止パターンも見ることができます。

検査対象物が複雑な形状の場合など、標準機器で対応が困難な場合には、その状況に合わせてセンサアダプターなどを設計して、別途ご提案させて頂きます。

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  【開発者が語るPECT-SP1とは】